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プログラマーは激務というのは本当?ブラック企業を回避する方法

2017/09/17

仕事がエンジニアやプログラマーだというと、決まって言われることがあります。

 

「じゃぁ、お仕事大変でお休みもないんでしょ?」
「夜遅くまで仕事してるから奥さんも大変よね~」

 

いや、休んでますよ!

 

バリバリお休みいただいて、夜19時には楽しくテレビをみてます。

周りの人間からもこの手のことを頻繁に言われるうえに、インターネットでもプログラマーは激務で鬱になる確率が非常に高いなどと書いてあります。

これからIT業界に入ってくる人は不安ですよね。

プログラマーは本当に激務なのか?

またどうやってブラック企業を回避すればいいのか?

なるべくわかりやすく説明したいと思います。

どうしてプログラマーは激務といわれるのか?根本的な仕組みに問題がある

まず最初に押さえておかないといけないのは、なぜプログラマーが激務と言われているのか、ということです。

あなたはITゼネコンという言葉を知っていますか?
ゼネコンというと土木やインフラ関係でよく聞く言葉ですが、この構造がプログラマーを追いこんでいる原因なのです。

Wikipediaにはこう書かれています。

ゼネコンとは、元来英語の「General Contractor」の略称であり、元請負者として各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者を指す。

出典元:Wikipedia

簡単にいうと元請けがあって、下請けの会社に仕事を回す仕組みのことです。

この仕組みがIT業界にもずっと昔から存在しています。

大手の企業→ 一次下請け会社 → 二次下請け会社 → 三次下請け会社 → 四次下請け会社

へと仕事が流れていきます。

仕事が下請け会社に回るにつれて会社はマージンを取ります

すると下請けになればなるほど、予算が回ってこない上に苦しくなります。企業の力がない場合は人材を確保するのも大変でしょう。

IT業界の激務の一番の原因はこのITゼネコンといわれる仕組みなのです。

どうしてITゼネコンのような構造がなくならないのか?

実際にアメリカなどでは、こんなことはありません。

CEO(社長)より腕のいいエンジニアやプログラマーの方が給料をもらっていたりします。それにエンジニア(設計者)、プログラマー(プログラムを作るだけの人)という枠組みもありません。

これは日本特有の構造です。

昭和の時代は現代に比べ、コンピューターは発達していませんでした。

そのため人に頼るしか手がなく、とにかく頭数をそろえる必要があったのです。

マンパワーだけに頼るようになると、優秀な人もいれば不向きな人もでてきます。そうするとうまく業務が回らなくなったり、優秀な人に仕事がかたよってしまったり、どんどんうまくいかなくなります。開発効率が非常に悪いのです。

ブラック企業のできあがりです。

テクノロジーは発達してきたのにも関わらず、ゼネコン構造の流れが現代にも続いているというわけです。

プログラマーの働き方「受託開発」と常駐勤務

IT企業にプログラマーで就職しようと思った時に「受託開発」「自社開発」という企業の形態が目につきます。

自社開発というのは、その名の通り、自分の会社で全てのシステムを開発する企業のことです。

例えばクックパッドのような企業ですね。

 

自社開発の場合は、自分のところで納期が決めれたりリソースがさけるので、融通がきくことが多いです。

 

ここで問題なのは受託開発の企業についてです。

いろいろな企業からシステムを作ってくださいとお願いされてシステムを作る、これが受託開発です。

例えば受託といってもA社から直接このシステムを作ってくださいとお願いされる直請けもあれば、上記で説明したゼネコンのような構造も受託開発です

ITゼネコン構造の受託開発がプログラマーを苦しめる理由

受託開発はきつい

では重構造になった受託開発がどうしてプログラマーに負荷をかけるのでしょうか。

ひとつの理由として受託の場合、資料やプログラムを社外に持ち出すことは必然的にできません。

そうなるとプログラムを開発している会社、元請けの企業に常駐することを求められます。

ひとつの会社で正社員として雇用されていても派遣のような勤務形態で、プロジェクトが終われば次のプロジェクトへと転々と移動を求められるのです。

環境の急激な変化はプログラマーに限らず、大きなストレスになることは想像がつくでしょう。

 

そして厳しいのは勤務環境だけではないのです。

元請けの企業がしっかりしていればよいのですが、業務を丸投げにすることも少なくありません。そうなると下の会社はつらくなりまます。

下請けの会社になればなるほど、スケジュール調整が厳しくなり、スケジュールが遅れたしわ寄せを負担することが多くなるからです

本当だったら社員教育のための時間や、業務を潤滑にすすめるための時間が奪われてしまうわけです。

悪循環がより悪循環をうむのです。

このIT業界の構造から抜け出すことは難しいのでしょうか?

自分の身を守るよりためにも企業を知る努力を怠らない

ブラック企業への入社をさける方法はいくつかあります。

SIerへの応募は徹底的に調べてから検討する

SIerとはシステムインテグレーターといい、企業や会社のことを指します。

クライアントへのコンサルタントにはじまり、ニーズに合わせたシステムを構築、運用や保守までを行うシステムのデパートのような会社といえばわかりやすいでしょうか。

親会社を持つSIerや独立系のSIer、外資系SIerなど企業も多岐に渡ります。

有名な企業ではNTTデータ、日立、日本IBMなど、一度は聞いたことがある大企業ばかりですね。

多少乱暴かもしれませんが、ひとことでいうとITゼネコンの温床になっているのがSIerなのです

上記のような大手ならまだよいのですが、もしSIer企業へ就職をするなら、なるべく元請けに近い企業を検討しましょう。

最初からSIerはさけて、WEB系や組み込み系、自社開発の企業を検討するのもよいと思います。

ちなみに自分は、WEB系で自社開発の企業にはいりました。今まで残業らしい残業をしたことがありません。

応募する企業の評判はきちんと調べる

「どこでもいいから受かりたい」と採用されることに気をとられていると、企業に入ったあとに後悔することになりかねません。

それも「行きはよいよい、帰りは怖い」です。

応募したい企業はしっかりと評判を調べましょう。

・「○○会社 評判」で検索
上位に2ちゃんねるの評価や、ネガティブなクチコミがあったら要注意です。

・「○○会社 2ちゃんねる」で検索
少しオーバーな記述はあるかもしれないが、リアルな内情がわかります。

キャリコネ
会社の求人と評価が一緒になったサイト。自分が働きたいと思う企業の評判も見れて、応募もできるというすぐれもの。

カイシャの評判
クチコミに加え、スコアや図で見ることができるのでわかりやい。企業の比較もできます。

転職会議
カイシャの評判とはまたちがった意見がみられます。
要登録ですが一部は見ることができます。

または事前に転職エージェントに自分の希望をしっかりと伝えて要望にあった企業に就職するのもありだと思います。

企業のへ入社では雇用形態を考える

いきなり正社員になることがリスクと考えるなら、試用期間がある企業を検討しましょう。

自分からはなかなか言いだしにくいですが、リスク回避のために試用期間を設けている企業もたくさんあるので探してみるといいでしょう。

また派遣では紹介派遣という制度があり、最初の数ヶ月を派遣として働き、お互いに問題がなければそのまま正社員になれます。これは使わない手はありませんよね。

会社のカラーでホワイトかブラックか判断できる

会社のホームページや社内の人のインタビューでそれとなく雰囲気がわかります。

例えば私の好きな会社なのですが、株式会社ソニックガーデンのHPをみてみます。

株式会社ソニックガーデン
SonicGarden

 

「納品のない受託開発」をコンセプトに月額定額で受注をしてクラウドで動作確認ができるシステムを確立しています。

これならクライアントとしても初期投資が抑えられるし、エンジニアがそのままお客様の担当につくことも可能ですね。常駐も避けられます。

 

そしてHPのメニューには一緒に働きたい方へとあり、制度や支援が整っていることもうかがえます募集の際のトライアウトのテストもユニークです。

自分は「プログラムを一生の仕事に」という言葉に今までのITの流れを変えていこうという意志を強く感じました。

 

絶対ではありませんが、ホワイトな企業は「今までの働き方を見直していこう」という部分をしっかりとアピールをしているので、見てわかりやすいのです。

反対にブラックと呼ばれる企業は「アットホーム」「みんなでがんばる」など企業のコンセプトが抽象的で、キレイな言葉を並べていたとしても、どこかから取ってきたみたいな文章で違和感があるところが多いです。

あと社長がワンマンでみんなの意見を聞かなさそう、というのもちょっと危険な臭いがしますね。

その他、人の入れ替わりが激しくないか、福利厚生がきちんとしているかというのも判断基準になりますよ。

ブラック企業を危機回避・まとめ

以上でIT業界の構造の仕組みを分かっていただけたかと思います。

大手だからラクチン、ベンチャーだから大変ということはありません。

今の現状の構造に危機感を抱き、社員の働き方を考えてくれる企業をさがすことが就職を成功へと導いてくれます。

 

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